学習内容
送信抑制済みメールプロファイルについて学びましょう。ここでは、アクティブプロファイルとの違いを説明し、オーディエンスをより的確に理解するのに送信抑制済みプロファイルを活用できるか案内します。
送信抑制済みプロファイルとは?
プロファイルが送信抑制済みになると、マーケティングメッセージを受信できなくなります。 本人が同意を提供し、メールの受信を希望しても、抑制済みになっている場合、このプロファイルはマーケティングメッセージを受け取れません。
プロファイルが送信抑制されるのには、以下のような要因があります。
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メールのハードバウンス
ハードバウンスは、永続的な理由でメールを配信できない場合に発生します。その原因は、メールアドレスの入力ミスやメールサーバーによる意図的なブロックなど複数考えられます。ハードバウンスはメール配信において解決できない問題があることを意味するため、Klaviyo は自動的にこのようなプロファイルの送信抑制を行い、リストの健全性を維持します。 -
メールのソフトバウンス(連続 7 回以上)
ソフトバウンスとは、一時的な理由でメールが配信できなかった場合に発生します。 受信者の受信トレイが一杯であったり、サーバーがダウンしている場合が該当します。メールが 7 回以上連続してソフトバウンスした場合は、継続的な問題が発生していることを示しています。このようなソフトバウンスの繰り返しを防ぐため、Klaviyo は、7 回以上連続でソフトバウンスしたメールアドレスを送信抑制します。ただし、過去 2 年以内のソフトバウンスのみが 7 回のカウント対象となります。 -
スパムに関する苦情
受信者が以前、このアカウントからのメールメッセージをスパムとしてマークした場合が該当します。 -
手動による送信抑制
ファイルをアップロードして、手動でメール送信を抑制した場合、送信抑制リストに「ユーザーによる送信抑制」と理由が表示されます。 -
以前の送信プロバイダーによって送信抑制されていた
このタイプの送信抑制は、Klaviyo への移行前に発生し、Mailchimp などの第三者サービスプロバイダーから同期されたものです。 この場合も、送信抑制の理由は「ユーザーによる送信抑制」と表示されます。
受信者が配信を停止したり、メールをスパムとしてマークした場合、受信者にメールは届かなくなりますが、送信抑制の理由としては表示されません。 代わりに、プロファイルの同意ステータスが配信停止のままになります。 配信停止中のプロファイルは、チャネルを通じて連絡を取ることができず、プランの課金対象になりません。
送信抑制:グローバルとリストの違い
グローバル送信抑制とは、プロファイルがアカウントにあるすべてのリストで送信抑制対象となることを指します。一方、リスト送信抑制は、特定のリストに限って、プロファイルを送信抑制することを意味します。これは、Klaviyo のアカウントで設定できます。
グローバル送信抑制
Klaviyo のグローバル配信停止機能を有効にしている場合、プロファイルがひとつでもメールを配信停止にしたら、そのプロファイルへのメール送信はグローバルに抑制されます。Klaviyo ではこの機能の活用を強く推奨しています。 これは、顧客がメールを配信停止にすると、今後、この顧客はメール送信抑制済みになることを意味します。
グローバル配信停止リンクにアクセスするには、左隅のログイン名から[設定] > [その他] と進み、[同意の設定] までスクロールダウンしてください。
グローバル配信停止は推奨機能として、初めからデフォルトで有効になっています。これは、顧客がひとつのメールを配信停止にするとき、通常、同じブランドからのメールはすべて止まると考えるからです。配信停止後もメールが届くと、顧客はそのメールを無視するか、スパムとしてマークする、あるいはさらに強い行動を取るようになります。これは、送信者にとって、メールの到達性が著しく損なわれることを意味します。
プロファイルタブに表示されている送信抑制済みプロファイルの総数は、グローバル送信抑制済みのプロファイルの合計になります。 従って、グローバル送信抑制を無効にしている場合、顧客が特定のリストを配信停止にしても、送信抑制済みプロファイルタブの総数には反映されません。 購読者がリストになっていないメールを配信停止にした場合は、その購読者はそれ以降、すべてのメッセージで送信抑制済みとなります。
特定リストのみで送信抑制する
デフォルトでは、受信者がメールを配信停止したら、その受信者は今後送信されるすべてのメールで送信抑制済みになります。
Klaviyo の有料プランをご利用の場合、この設定をアカウントごと、またはリストごとに調整できます。グローバル配信停止を無効にすると、あるリストに送られたメールを配信停止にした購読者は、そのリストでのみ送信抑制済みとなります。この購読者は、他のリストのメールは引き続き受信することになります。この設定は、SMS またはプッシュ同意には影響しません。
リストだけで送信抑制済みのプロファイルは、セグメンテーションの送信抑制条件は満たしません(セグメンテーションの例:マーケティングメールの受信可 / 不可 > 受信不可 > メールマーケティング > 理由:送信抑制済み)。なぜなら、プロファイルはまだメールを受信する可能性があるからです。
高水準の到達性を維持し、受信者があなたのメールをスパム扱いするのを避けるためにも、Klaviyo はグローバル配信停止を有効にしておくことを強くお勧めします。
特定のリストに対してグローバル配信停止を無効にする方法は次のとおりです。
- [リスト & セグメント] タブからリストを選択します。
- 対象となるリストの設定を開きます。
- 「受信者が << リスト名 >> の配信を停止すると、今後、この受信者へのメールはすべて配信停止されます」のオプションを外します。
- [リストの設定を更新] をクリックします。
全リストでこの設定を無効にする手順は以下のとおりです。
- [設定] > その他に進みます。
- 配信停止の項目までスクロールダウンします。
- 「受信者がリストを配信停止にすると、この受信者はすべてのリストで配信停止になります。」のオプションを外します。
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メールの同意設定を更新をクリックします。
プロファイルの送信抑制ステータスを確認する
プロファイルのメール送信ステータスを確認するには、プロファイルのページを開いてください。
[詳細] のタブを見ると、プロファイルにアクセスできるチャネルの情報と、各チャネルに対するプロファイルの送信抑制および同意ステータスを確認できます。表示されるステータスは以下になります。
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緑色のチェックマーク
このマークは、プロファイルが該当チャネルを購読しており、送信抑制済みでないため、マーケティングメッセージを受信できることを示します。 -
赤いインジケーター
このマークは、プロファイルが該当するチャネル経由のマーケティングを受信できず、送信抑制済みであることを示します。 これは、手動で送信抑制されたか、メールのハードバウンスがあったためだと考えられます。 -
黄色の感嘆符
黄色の感嘆符は、プロファイルはメールマーケティングを受信できるが、購読登録もオプトアウトもしていないことを示します。 送信抑制済みではないため、メール(例:カゴ落ちフローメール)を受信することはできますが、連絡を取る際には注意が必要です。
SMS とプッシュ通知はいずれも、メッセージを受信するのに明示的な同意が必要です。SMS およびプッシュ通知のステータスが「未購読」のプロファイルは、オプトインするまで、これらのチャネル経由でメッセージを受信することはできません。
チャネルを拡大することで、プロファイルがいつ、どのように購読に至ったかを把握し、送信抑制済みになった理由を確認できます。送信抑制の理由が複数ある場合(例:手動で送信抑制済み、かつ配信停止)、優先度の最も高い理由だけが表示されます。送信抑制の優先順位は以下の通りです。
- 到達性(ハードバウンスまたは無効なメール)
- 手動(プロファイルを手動で送信抑制済み)
メール送信抑制リストを確認する
グローバル送信抑制
アクティブなプロファイルの総数とメール送信抑制済みプロファイルの総数を見るには、[プロファイル] のタブを開いてください。ページ上部に総数が表示されます。
[送信抑制済みプロファイル] をクリックすると、送信抑制済みプロファイルの一覧が表示されます。
送信抑制済みプロファイルの一覧では以下を行えます。
- 理由による絞り込み
- プロファイルのリストを CSV にエクスポート
- メールアドレスを手動で追加
- 送信抑制したいプロファイルのファイルをアップロード
特定リストの送信抑制済みプロファイル
特定のリストで送信抑制済みになっているプロファイルを見るには、まず対象のリストをクリックしてください。 右上の [リストの管理] メニューから、「リスト送信抑制」のオプションを選ぶと、リストで送信抑制済みになったプロファイルが表示されます。
プロファイルのリスト送信抑制を手動で行った場合、プロファイルのアクティビティログには、イベントとして「<<リスト名>> のメールマーケティングから手動で抑制」と表示されます。
ただし、グローバル送信抑制を有効にしている場合、送信抑制済みのプロファイルはここに表示されないため、ご注意ください。
プロファイルを送信抑制する方法
プロファイルのメール送信抑制を個別に行うには、[プロファイル] > [送信抑制済みプロファイル] に進み、[メールアドレスを追加] をクリックしてください。アドレスを入力すると、送信抑制済みプロファイルに直接追加されます。
または、プロファイルの [詳細] タブから送信抑制できます。同意ステータスの横にあるメニューをクリックすると、「送信抑制」または「配信停止」のオプションを選べます。
プロファイルの送信抑制を実行できるのは、オーナー、管理者、マネージャーの役割を持つユーザーに限られます。
上記の方法でプロファイルを送信抑制すると、送信抑制理由は「ユーザーによる送信抑制」になります。プロファイルを手動で送信抑制しても同意ステータスは変更されないため、プロファイルは [購読済み] のままとなります。ただし、このプロファイルはメールマーケティングを受信できません。
プロファイルを手動で送信抑制した場合、プロファイルのアクティビティログには、イベントとして「メールマーケティングを手動で抑制」と表示されます。
複数のプロファイルをまとめて送信抑制する方法については、Klaviyo で連絡先を一括削除または送信抑制する方法をご覧ください。
購読および送信抑制ステータスを更新する
手動でプロファイルの抑制を解除するには、プロファイルのページに進み、送信抑制されているチャネルのパネルを開き、グローバル送信抑制の解除ボタンをクリックしてください。または、チャネルの同意インジケーターの横にあるメニューから、「送信抑制解除」を選ぶこともできます。
プロファイルを手動で送信抑制解除した場合、プロファイルのアクティビティログには、イベントとして「メールマーケティングを手動で抑制解除」と表示されます。
メールを配信停止またはスパムとしてマークしたプロファイルには、「配信停止」のオプションは表示されません。 その代わりに、「再購読」のオプションを選べます。受信者から明示的な同意を得た場合は、再講読を選べます。
同意ありのリストのアップロードやサインアップフォームの提出を通して、プロファイルが再講読となった場合、到達性が要因でない限り、送信抑制はすべて解除されます。ハードバウンスなど、到達性を要因とする送信抑制は、購読のアクションがあっても解除されません。これは送信者としての評価を守るためです。
Klaviyo はメール送信抑制プロファイルをどう扱うか
送信抑制済みプロファイルと利用料金
Klaviyo の料金は、お客様のアカウント内のアクティブプロファイルの総数に基づきます。 なお、アクティブプロファイルとは、メールの送信が抑制されていないプロファイルを指します。
つまり、Klaviyo は送信抑制済みプロファイルについては課金しません。 アカウントの設定から [請求] タブを開くと、概要のセクションで、プランのアクティブプロファイル数を確認できます。
一方、[プロファイル] では、アクティブプロファイルの総数と送信抑制済みプロファイルの総数を別々に見ることができます。
メール送信からの除外
Klaviyo は、送信抑制済みプロファイルをすべてのメール配信から自動的に除外します。つまり、ユーザーが送信抑制済みプロファイルにメールを送信しようとしても、Klaviyo がこのプロファイルへの送信を自動的にスキップすることを意味します。
フローメールの場合、[受信者のアクティビティ] > [その他] で、「スキップ:送信抑制済み」の人数が表示されます。この数値から、アカウントで送信抑制されているために、メールを受け取れなかった受信者の数が分かります。
不審なメール
不審なメールとは、Klaviyo のインフラストラクチャ全体で少なくとも 3 回ハードバウンスがあったメールアドレスを指します。あるユーザーのアカウントでハードバウンスがこれまでなかったプロファイルでも、他の Klaviyo ユーザーのアカウントでハードバウンスしたことがあると、不審なメールに該当します。
不審なメールアドレスは自動的にスキップされ、メールは送信されません。これは、あなただけでなく、Klaviyo を利用するすべての送信者に対する評価を守るために取られている対策です。キャンペーンの概要では、他の理由でスキップされたメールとともに、不審なメールとしてスキップされたアドレスの数も確認できます。またこの数は、キャンペーンの「受信者アクティビティ」からも確認可能です。
同意ステータス vs 送信抑制ステータス
Klaviyo では、同意ステータスと送信抑制ステータスに基づき、どの顧客に連絡を取れ、どの顧客がマーケティングメッセージの受信に同意しているかを把握しています。
送信抑制ステータスと同意ステータスは分けて考えるべきものです。例えば、メールへの同意を提供し、メールを購読中のプロファイルであっても、送信抑制されることがあります。しかしこの場合、送信抑制されても同意ステータスは維持されます。
同意ステータス
同意ステータスは、プロファイルがメールマーケティングの受信をオプトインしたかどうかを示します。 プロファイルページの [詳細] タブの上部に、プロファイルの同意ステータスと、チャネルごとのメッセージ受信可否が表示されます。同意ステータスには以下のようなものがあります。
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購読済み
購読済みとは、プロファイルがマーケティングメッセージの受信に明示的に同意し、該当するチャネル経由でコミュニケーションを受け取ることができる状態を指します。 -
未購読
未購読とは、プロファイルが何も購読しておらず、さらに、メールマーケティングのオプトアウトもしていない状態を指します。例えば、サイトで注文した人やチェックアウト落ちした人のなかには、チェックアウトの過程でメールアドレスを入力したけれど、明示的にオプトインしたわけではない、というケースがあり得ます。このステータスのプロファイルは送信抑制済みではないため、メールを受信することはできますが(例:カゴ落ちフローメールの受信)、連絡を取る際には注意が必要です。 -
配信停止
配信停止とは、プロファイルがメールマーケティングの受信をこれ以上希望せず、受信の同意を明示的に取り消した状態を指します。配信停止を行ったプロファイルは、そのチャネルを通じてメッセージを受信できなくなります。
送信抑制ステータス
送信抑制ステータスは、チャネルを通じてプロファイルにメッセージを送れるかどうかを示します。 プロファイルが送信抑制済みになると、マーケティングメッセージを受信できなくなります。 送信抑制済みプロファイルは、たとえ同意を提供し、メールの受信を希望していても、マーケティングメッセージを受信することはできず、Klaviyo の課金対象にもなりません。
プロファイルは、送信抑制済み、または、送信抑制がされていない状態のどちらかにあります。
送信抑制済みプロファイルは残すべきか、削除すべきか
Klaviyo が送信抑制済みプロファイルを削除せずにアカウントに残しておくよう推奨するのには、以下のような理由があります。
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送信抑制済みプロファイルは料金がかからない
Klaviyo の料金体系はアクティブプロファイルの総数に基づいているため、送信抑制済みプロファイルの分をカバーするためにアップグレードを必要としたり、抑制済みプロファイルに課金されることはありません。送信抑制済みプロファイルをアカウントで維持するのにコストはかかりません。 リストがクリーンな状態でより低価格帯のプランが適切だとお考えの場合は、[アカウント] > [請求] > [メール請求] で低価格帯を選択してください。Klaviyo CDP の料金 は、Klaviyo の SMS およびメールプランとは別になります。Klaviyo CDP の料金は、送信済抑制済みプロファイルを含むプロファイルの合計数に基づき請求されます。
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送信抑制済みプロファイルはインサイトを深めるのに重要
Klaviyo のセグメンテーションツールは、ブランドにとって重要なインサイトを得るのに役立ちます。セグメントを作成して顧客行動やオンサイトアクティビティを分析する際、プロファイルを削除すると、たとえそれがメールを送信できないプロファイルであっても、セグメントで捉えられる情報に歪みが生じ、正確なインサイトを得られないことがあります。