メッセージ内で商品をおすすめするために、Klaviyo で商品フィードを作成する方法を学びましょう。商品フィードは、商品カタログや顧客の行動データ(過去に閲覧または購入した商品など)を取り込み、その情報をもとにして、購読者に合わせておすすめ商品を提示します。
商品ブロックは、Klaviyo のドラッグ&ドロップエディターとハイブリッド メールエディターでのみ対応可能です。カスタム HTML メールに商品ブロックを追加するには、ハイブリッドメールを作成してください。
主な用語
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カタログ
カタログは、e コマースプラットフォームとの統合を通して Klaviyo に同期された商品のリストです。Klaviyo のサイドバーで [コンテンツ] > [商品] をクリックすると、カタログが表示されます。商品カタログの制限- アイテムの上限:25 万アイテム
- 商品バリエーションの上限:50 万バリエーション
- カテゴリーの上限:2500 カテゴリー
上限の引き上げをご希望の場合は、Klaviyo サポートチームまでご連絡ください。
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カスタムカタログ
カスタムカタログとは、Klaviyo に組み込まれている e コマース統合機能を通してではなく、カスタムカタログ プロセスまたは API 経由でKlaviyo に同期されたカタログのことです。 -
商品フィード
商品フィードは、Klaviyo で設定したルールに基づいて選ばれた商品のセットです。カテゴリー、価格、在庫状況、顧客の商品に対するエンゲージメントなどの条件に応じて、フィードに加える商品や除外する商品を柔軟に設定できます。 -
商品ブロック
商品ブロックは、Klaviyo Email テンプレートで使用されるブロックの一種です。テンプレートに商品ブロックを追加する際には、どの商品フィードから商品を表示するかを選択したり、特定の商品を手動で選択したりできます。
始める前に
商品フィードは OAuth 認証に対応していません。
商品フィードは以下の e コマースプラットフォームとの統合では、デフォルトで利用可能です。
- Shopify
- WooCommerce
- BigCommerce
- Magento 1 および 2
- PrestaShop
- 2023 年 1 月 25 日以降のすべての PrestaShop との統合では、統合を通じて Klaviyo 商品カタログに同期される商品価格には VAT が含まれています。
- Salesforce Commerce Cloud
- Spree
- Square
- Wix
- Mi9
- Salesforce Commerce Cloud
- Shift4Shop
上記に記載されていない e コマースプラットフォームをご利用の場合は、Klaviyo にカスタム カタログフィードを同期する方法に従うか、API で Klaviyo に商品カタログを同期してください。
以下のような商品は、おすすめに表示されません。
- 関連画像のない商品
- 受信者が既に購入した商品
- 在庫切れ商品
- 特定のメールに対するフロートリガー イベント内の商品
「商品閲覧」トラッキングを設定していない場合、閲覧した商品に基づくおすすめ機能は利用できません。e コマースストア用の商品閲覧トラッキングの設定方法についてはこちら。
「顧客がカートに追加した商品」に基づいておすすめを表示するオプションは、アカウント内の「カートに追加」または 「チェックアウト開始」 のいずれかのメトリックに基づいています。[カートに追加] トラッキング(ほとんどの e コマースプラットフォームでは自動的にトラッキングされますが、Shopify と BigCommerce では、手動で有効にする必要があります)を設定していない場合、おすすめには [チェックアウト開始] のデータのみが使用されます。
商品フィードの設定
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- Klaviyo の左側のメニューから [コンテンツ] を選択します。
- ドロップダウンで、[商品]をクリックします。
- [商品フィード] タブを選択し、[商品フィードを作成] をクリックします。
- フィードに名前を付けます。
- Klaviyo アカウントに複数のカタログがある場合は、使用するカタログを選択してください。カタログが 1 つしかない場合、このオプションは表示されません。
- [顧客に最初に表示したい商品はどれですか?] で、ドロップダウンからオプションを選択します。[クラシック] か [顧客ごとにパーソナライズ] のいずれかのオプションを選択できます。[顧客が最近閲覧した商品] と [顧客がカートに入れた商品] は、過去 90 日間のデータが対象になります。
- 選択したオプションによっては、追加のフィルターを選択するよう求められる場合があります。例えば、「顧客が気に入りそうな商品」は、顧客の閲覧履歴や購入履歴など、さまざまなメトリックに基づいて表示されます。他のいくつかのオプション([ベストセラー商品] など)では、過去 3 日間または過去 90 日間のタイムフレームを選択することができます。
- [顧客ごとにパーソナライズ] のオプションを選択した場合、さらに「顧客の履歴が限られている場合、代わりに何を表示しますか?」という質問が表示されます。このデフォルトに対し、ドロップダウンからオプションを選択してください。これらのデフォルトは、すべての顧客に適用されるものであり、パーソナライズされたものではないことにご注意ください。
- 任意で、[追加で適用するフィルターを選択してください] の下にあるフィルターを選択してください。
- [次のカテゴリーを含む]、または [次のカテゴリーを除く] という条件でフィルタリングすることができます。[次のカテゴリーを含む] または [次のカテゴリーを除く] を選択する場合、入力に 1 つまたは複数のカテゴリーを選択できます。どちらのオプションを選択する場合でも、選択したカテゴリーの [いずれか] と一致させるか、[すべて] と一致させるかを選択できます。
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[いずれか] は、選択したカテゴリーの [少なくとも 1 つ] に一致するアイテムを含む、または除外することを意味します(OR 条件)。
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[すべて] は、選択したカテゴリーの [すべて] に一致するアイテムを含む、または除外することを意味します(AND 条件)。
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各フィルター入力には、1 つまたは複数のカテゴリーを選択できます。複数のカテゴリーを選択し、さらに、[いずれかを含む ] を選択した場合、選択されたカテゴリーの少なくとも 1 つに属するアイテムが含まれます。[すべてを含む] を選択すると、選択したすべてのカテゴリに属するアイテムのみが表示されます。
以下の [一致] かつ [すべてを含む] の例では、「Tシャツ」と「グレー」の両方のカテゴリーに属するアイテムが表示されています。
以下の [除外] かつ [いずれか] を選択した例では、ある商品が「Tシャツ」か「グレー」のいずれかに該当する商品は除外されます。例えば、グレーのパンツも赤いTシャツも除外されますが、赤いパンツは含まれます。 - [在庫レベル] に基づいてフィルタリングし、最小値と最大値を設定することができます。[在庫レベル] と [価格] の両方について、最小値または最大値のどちらかを空欄のままにすることができます(それぞれ「最小値 0」、「最大値なし」として扱われます)。ただし、最小値か最大値のいずれかは、必ず設定する必要があります。
- [価格] に基づいてフィルタリングし、最小値と最大値を設定することができます。
- [フィルターを追加] をクリックし、別の選択を行うことで、複数のフィルターを追加することができます。
- [次のカテゴリーを含む]、または [次のカテゴリーを除く] という条件でフィルタリングすることができます。[次のカテゴリーを含む] または [次のカテゴリーを除く] を選択する場合、入力に 1 つまたは複数のカテゴリーを選択できます。どちらのオプションを選択する場合でも、選択したカテゴリーの [いずれか] と一致させるか、[すべて] と一致させるかを選択できます。
- 設定が完了したら、[商品フィードを保存] をクリックします。
- フィードの名前を入力するよう求められます。内容が分かりやすい名前を付けてください。また、スペースや特殊文字を含まず、アンダースコア(_)で始まらない名前にしてください。
- [商品フィードを保存] をクリックします。
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メールで商品フィードを使用する方法
- Klaviyo でメールを開きます(メールテンプレート、未送信キャンペーン、フローメールなど)。
- [商品] ブロックをメールにドラッグします。
- コンテンツタイプは [動的] のままにします(デフォルト設定です)。
- [商品フィード] メニューから、商品フィードを選択します。
- 表示する商品情報を選択します。オプションには、商品名、商品価格、カスタマイズ可能なボタンなどがあります。オプションをすべてオフにすると、各商品の画像はテキストなしで表示されます。利用可能なすべての設定については、[商品ブロックの挿入方法] をご覧ください。
- [レイアウト] で、行数と 1 行あたりの商品数を選択して、表示する商品の数を決定します。行数に 1 行あたりの商品数をかけると、表示される商品数が計算できます(例:2 行で 3 商品なら 6 商品、1 行で 1 商品なら 1 商品)。
- その他、色やフォント、スタイルの設定を必要に応じて調整し、[完了] をクリックします。
- [プレビューとテスト] をクリックすると、カタログの商品を使ったメッセージのプレビューが表示されます。期待通りの結果が得られない場合は、以下の FAQ セクションでトラブルシューティングのヘルプをご覧ください。
既存の商品フィードを選択することも、テンプレートエディター内で新規作成することもできます。既存の商品フィードを編集するには、[コンテンツ] > [商品] > [商品フィードの管理] に移動し、フィードを選択して編集してください。
商品フィードのユースケース
以下は、メールでの商品フィードの活用例です。
フッターのすぐ上に商品フィードを表示
メールコンテンツの最後に、小さな商品フィード(例:1 行に 3 アイテム)を表示することを検討してみてください。これらのおすすめ商品は、メールを最後まで読んでも購入に至っていない受信者をウェブサイトへ誘導する最後のチャンスとなります。顧客が気に入りそうな商品に基づくフィードや、最も人気のある商品のフィードを活用しましょう。
閲覧放棄フローメール
閲覧放棄フローで、最近閲覧した商品に基づいて商品フィードを使用します。これにより、何気なく訪れたサイト訪問者に、以前検討していた商品を注文するきっかけを作ることができます。最近閲覧した商品をメール内に挿入する方法はこちら。
ベストセラー商品を紹介するウェルカムメール
ウェルカムフローにベストセラー商品の商品フィードを追加することを検討してみてください。これは、顧客に最も人気がある商品を新しい購読者に紹介するのに役立ちます。動的フィードを使用しているため、表示される商品は在庫状況や顧客のトレンドに基づき、年間を通して自動的に更新されます(商品を手動で挿入する必要はありません)。
よくある質問
動的なおすすめ機能が利用できない場合、Klaviyo はあらかじめ選択された代替のおすすめ商品(例:ベストセラーや最も閲覧された商品)を表示します。これは次のような場合に発生します。
- メール受信者に対して、パーソナライズされたおすすめ商品を提示するための十分なデータがない場合。
- フィードが最近作成されたばかりで、まだモデル学習が十分でない場合。通常、Klaviyo のシステムがモデルを学習するには、2 日~ 1 週間かかります。
- [商品閲覧] または [商品を注文] イベントが発生したばかりの場合。商品フィードの推奨モデルは、利用状況に応じて、通常 2 ~ 7 日ごとに学習されます。発生したばかりの最新イベントが推奨モデルに反映されるまでには、数日かかる場合があります。
価格と在庫のフィルター機能は、以下との統合に対応しています。
- Shopify
- BigCommerce
- Magento 2
カスタムカタログのバリエーションでは、価格と在庫のフィルタリングも可能です。
Klaviyo 独自の「作成日時」のタイムスタンプを使用します。カタログを始めて同期するときに、カタログ内の全商品は同じ「作成日時」値を持つことになります。そのため、最初は最新商品の推奨がうまく機能しません。初回同期後にカタログに新しい商品を追加すると、期待通りに機能するようになります。
作成日時を基準としているため、商品が「更新された」だけ、あるいは「再入荷した」だけでは、推奨の優先順位は上がりません。このおすすめ機能では、カタログに新しく追加された新商品のみを優先的に表示します。
フィルターは商品バリエーションに対して適用されますが、商品ブロックに表示されるのは商品単位です。そのため、ある商品の全バリエーションの在庫数合計が、フィルターで設定したしきい値を上回っている場合、その商品は商品ブロックに表示される対象となります。また、商品にはデフォルトの画像と価格が設定されているため、価格や在庫のフィルター条件と完全には一致しないバリエーションの画像や価格が表示されてしまう場合もあります。
その商品がお使いの e コマースプラットフォームでどのように設定されているかによります。Klaviyo では、カタログが使用している通貨の値をそのまま使用します。
商品フィードの代わりにウェブフィードを設定するには、左下隅のアカウント名をクリックし、[設定] > [その他] > [ウェブフィード] に移動します。ここから新しいウェブフィードを追加できます。
「Trending」オプションは現在、ルックバック期間「3 日間」と表記されています。「過去 3 日間」と記載されているオプションはすべて、旧「Trending」に該当します。
はい。詳細については、開発者ポータルの記事カスタム カタログフィードを Klaviyo に同期するを参照してください。
閲覧がどれだけ直近のものであるかと閲覧回数の両方を考慮するモデルを使用して、表示順を決めます。これは、ある顧客が昨日 5 回商品を閲覧し、今日は別の商品を 1 回閲覧した場合に、閲覧頻度を考慮した結果、5 回閲覧した商品を優先的に表示する可能性があることを意味します。
ベストセラー商品は、販売数に基づいて特定されますが、より最近の購入を重視するよう重みづけされています。なお、ベストセラー商品を特定する際に、商品の購入価格は考慮されません。
「顧客が気に入りそうな商品」では、AI を活用してメール内で最適な商品を提案します。Klaviyo は協調フィルタリングを使用して、過去の注文履歴や他の顧客との類似性に基づいて、受信者が次に何を買いそうかを予測します。このモデルでは、閲覧履歴にある商品が表示されることもありますが、そうした商品だけを表示するわけではありません。アカウント内の他の顧客の行動も参照し、例えば、多くの顧客が A、B、C という商品を一緒に閲覧する傾向があるなかで、A と B しか見ていない顧客がいれば、Klaviyo はその顧客に対して商品 C をの推奨を表示します。