学習内容
Klaviyo で対応している e コマースサイトのオンサイトトラッキングについて説明します。主なオンサイトトラッキングは以下の 2 つです。
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「サイト上でアクティブ」
識別可能なブラウザがウェブサイトを訪問するたびに、このメトリックがトラッキングされます。 -
「商品閲覧」
識別可能なブラウザがウェブサイト上の商品ページ(e コマースストア)を閲覧するたびに、このメトリックがトラッキングされます。
「サイト上でアクティブ」は、エンゲージメントの度合いに基づいて連絡先をセグメント化するのに役立ち、「商品閲覧」は、閲覧放棄フローで商品のリマインダーを送信したい時に利用できます。
Shopify では、他のタイプのオンサイトトラッキングも提供しています。
始める前に
オンサイトトラッキングを有効にする方法は、e コマース統合ごとに異なります。この記事では、その方法と Klaviyo のトラッキング対象について説明します。
オンサイトトラッキングのコードスニペットは、Klaviyo のサイト内 JavaScript または「Klaviyo.js」として知られています。以下の e コマース統合のいずれかを通して、アクティブ オンサイトトラッキングを有効にした場合、Klaviyo.js を別途追加する必要はありません。
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Shopify
「サイト上でアクティブ」は統合を通じて、または Klaviyo アプリの埋め込みをオンにすることで、自動的に追加されます。 -
BigCommerce
設定で [Klaviyo サイト内の javascript を自動追加する] をチェックすると、統合時に「サイト上でアクティブ」のトラッキングが追加されます。 -
WooCommerce
「サイト上でアクティブ」のトラッキングは、統合時に自動的に追加されます。 -
Magento
サイト上でアクティブのトラッキングは、統合時に自動的に追加されます。 -
Wix
設定で [Klaviyo サイト内の javascript を自動追加する] をチェックすると、統合時に「サイト上でアクティブ」のトラッキングが追加されます。 -
PrestaShop
「サイト上でアクティブ」のトラッキングは、統合時に自動的に追加されます。 -
Salesforce Commerce Cloud
「サイト上でアクティブ」のトラッキングは、統合時に自動的に追加されます。 -
Square Online
設定で [Klaviyo サイト内の javascript を自動追加する] をチェックすると、統合時に「サイト上でアクティブ」のトラッキングが追加されます。 -
Shopware
「サイト上でアクティブ」のトラッキングは、統合時に自動的に追加されます。
他の eコマースプラットフォームやカスタムプラットフォームを使用している場合は、Klaviyo.js を手動でインストールできます。
このコードを貼り付けるには、サイトの HTML や e コマースプラットフォームにアクセスする必要があるため、サポートチームが実際の作業を直接お手伝いすることはできません。チーム内に開発者のリソースがなく、コードの追加に不安がある場合は、Klaviyo パートナーにご連絡いただき、サポートのご利用をご検討ください。
サイト上でアクティブのイベントデータ
「サイト上でアクティブ」のイベントは、識別された訪問者に関する次の情報を取得し、 イベントデータに反映します。
ブラウザ、OS、ページ以外のイベントデータは、2025 年 1 月 3 日以降に取得された「サイト上でアクティブ」のイベントに限って利用可能です。
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ブラウザ
発信元ブラウザのユーザーエージェント(例:「Chrome」)です。
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Os
発信元オペレーティングシステムのユーザーエージェント(例:「Mac」)です。
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ページ
訪問したページの URL です。
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utm_medium
ユーザーがウェブサイトを訪れる際に経由したマーケティングチャネルです。
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utm_source
ウェブサイトへのトラフィックのソースです。
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utm_campaign
トラフィックに関連付けられたマーケティングキャンペーンの名前です。
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utm_id
トラフィックに関連付けられたマーケティングキャンペーンの一意の識別子です。
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utm_term
マーケティング担当者が有料検索用語を追跡するために設定できる、オプションの UTM パラメーターです。
Klaviyo は UTM パラメーターごとに、URL のクエリパラメーターの最初の値を返します。UTM パラメーターが URL に存在しない場合、イベントに値は提供されません。
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フラグメント
ユーザーがページのどこに移動したかを示すアンカータグなど、URL 内のその他の項目です。URL にフラグメントが存在しない場合、値は設定されません。
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Identity_source
Klaviyo がサイト上のイベントを受け取るトリガーとなったイベントです。
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パラメーター
URL にある最初の 10 個のパラメーターはそれぞれ、_kx と UTM を除いて、独自のイベントデータを持っています。URL にパラメーターが存在しない場合、値は設定されません。最初の 10 個以降のパラメーターはキャプチャされません。
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First_page_path
顧客が最初にアクセスしたページのパスです。最初のページビューにパスが存在しない場合、値は設定されません。
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Kx_present
URL に _kx が存在する場合、ディメンションに対して true が返されます。そうでない場合は false が返されます。これにより、セッションが Klaviyo メッセージ内のリンクのクリックに関連付けられるかどうかを判別できます。
オンサイトトラッキングを手動で追加する
- Klaviyo.js とも呼ばれる、次の「サイト上でアクティブ」のコードスニペットをコピーします。
<script type="text/javascript" async="" src="https://static.klaviyo.com/onsite/js/PUBLIC_API_KEY/klaviyo.js"></script> - Klaviyo で左下のアカウント名をクリックし、[設定] > [アカウント] > [API キー] に移動し、[パブリック API キー] をメモします。
- サイトのメインテンプレートに、コードスニペットを貼り付けます。スニペット内の PUBLIC_API_KEY の部分を、お客様のキーに置き換えます。
- サイトのテンプレートを保存し、公開します。
これで「サイト上でアクティブ」のトラッキングがインストールされたので、識別可能な個人がウェブサイトを訪問するたびに、Klaviyo がトラッキングします。
商品閲覧トラッキングを理解する
Klaviyo の「商品閲覧」のトラッキングは、e コマースストア専用に設計されており、閲覧放棄フローで商品のリマインダーを送信できます。商品閲覧がインストールされると、識別可能な人物がウェブサイトの商品ページを閲覧するたびに、メトリックが記録されます。
「商品閲覧」のトラッキングを有効にする方法は、e コマースのプラットフォームごとに異なります。このメトリックから取得されたデータが表示されない場合は、正しくインストールされているか再度確認してください。
各 e コマースプラットフォームで「商品閲覧」のトラッキングを有効にする方法については以下をご覧ください。
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Shopify
Shopify に埋め込まれた Klaviyo アプリを通じて、「商品閲覧」のトラッキングを有効にします。 -
BigCommerce
BigCommerce ストアに商品閲覧のトラッキングを追加する方法はこちらをご覧ください。
以下の e コマース統合では、「商品閲覧」のトラッキングが自動的にインストールされます。
「商品閲覧」のトラッキングは、他の e コマースプラットフォームやカスタムカートに追加することもできます。詳しい設定手順は、カスタムの e コマースストアに商品閲覧のトラッキングを追加する方法をご覧ください。
オンサイトトラッキングをテストする
サイトでトラッキングを有効にした後、以下の手順でトラッキングが正しく設定されているかテストできます。
- ウェブサイトに移動します。
- ストアの URL の末尾に以下を追加し、example@gmail.com の部分をご自身のメールアドレスに置き換えます。
?utm_email=example@gmail.com - ページを再読み込みした後、Klaviyo でご自分のメールアドレスを検索します。
- Klaviyo にまだプロファイルがない場合、プロファイルが作成され、サイト訪問がアクティビティフィードでトラッキングされていることが確認できるはずです。
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「サイト上でアクティブ」と「商品閲覧」のメトリックのすべてのトラッキングアクティビティのフィードを表示するには、[アナリティクス] > [メトリック] に移動します。各メトリックをクリックすると、アクティビティフィード、アクティビティマップ、チャート、優良顧客、コホートレポートを通してトラッキングデータを分析できます。また、ソース別にフィルタリングすることも可能です。API でフィルタリングすると、「サイト上でアクティブ」のイベントと「商品閲覧」のイベントが表示されます(これらのイベントには歯車のアイコンが付いています)。
Klaviyo のトラッキング対象
ウェブサイト上で基本的なオンサイトトラッキングを有効にすると、閲覧アクティビティに関する有益な情報を収集でき、マーケティング戦略に活用できます。
Klaviyo のオンサイトトラッキングをサイトに追加すると、「既知のブラウザ」の閲覧アクティビティのみがトラッキングされます(すなわち、サイトを訪問したか、サイトでエンゲージメントのあったブラウザ、特定のアクションによってフォームを送信したブラウザ、フォームで完了ステップまで到達したブラウザ、SMS のタップによるテキスト送信の最終ステップまで到達したブラウザ、または識別されたか、Cookie によって情報が保存されたブラウザ)。
メールが転送されて、転送を受け取った人が開封やクリックした場合、転送先のデバイスが開封・クリック記録として紐付けられます。またその場合、メールを最初に受信した人のプロファイル情報が、更新または上書きされる可能性があります。
Klaviyo がオンサイトトラッキングのためにサイト訪問者を識別するケースは複数あります。
- 過去のいずれかの時点で Klaviyo Email または SMS をクリックして、あなたのウェブサイトにアクセスしたことがある場合
- 過去のいずれかの時点で Klaviyo のフォームから購読またはオプトインしたことがある場合
- 特定のアクションを通じて Klaviyo フォームを送信したことがある場合
送信されたフォームをトラッキングするには、訪問者が、送信アクションに関連付けられたフォームステップを実行する必要があります(例:[送信して次のステップへ進む] [オプトインコードを送信] [フォームを送信して URL へ進む])。フォームステップの送信アクションが [URL へ進む] または [フォームを閉じる] のみの場合、イベントはカウントされません。フォームに [フォームを送信] と [URL へ進む] の両方のアクションがある場合、フォームを送信したときのみ、イベントがカウントされます。
- 訪問者がフォームの完了ステップまで到達した場合、またはタップによるテキスト送信のフォーム(SMS で購読)の最後のステップまで到達した場合。
- 過去のいずれかの時点でサイトにログインしたことがある場合(ただし、ログインユーザー用のカスタムトラッキングをインストール済みの場合に限ります。これは Klaviyo の標準的な e コマース統合には含まれません)。
Klaviyo でメールやメッセージの送信を開始したばかりの場合、リストが増えるまでは、サイト上のアクティビティがトラッキングされるケースは限られるでしょう。時間の経過とともに、Klaviyo が識別できる連絡先データが増え、オンサイトトラッキング データの充実化を図れるようになります。
Shopify ストアの場合、EU、EEA、英国、スイスにあるストアの訪問者については、Shopify の顧客プライバシー設定に基づき、訪問者が同意しない限り、Klaviyo はオンサイトイベントをトラッキングしない場合があります。
オンサイトトラッキングの使用例
オンサイトトラッキングの利用方法には、次のようなものがあります。
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エンゲージメントの度合いに基づいて、連絡先をセグメント化
どの連絡先がどれくらいの頻度でウェブサイトを利用しているかを把握することで、パーソナルなコミュニケーション戦略を構築し、より深いエンゲージメントを促進できます。 -
数回閲覧したが購入していない人に対して、自動フローメールまたは SMS をトリガー
ウェブサイトを訪問するたびにメールや SMS を送る必要はありませんが、短期間に何度も訪問しているにもかかわらず、それ以上関心を示さない人には、軽いタッチポイントを作るといいでしょう。例えば、過去 30 日間に 4 回以上「サイト上でアクティブ」であったものの、チェックアウトの開始や完了をしていない人に対して、フローをトリガーできます。
_kx パラメーター
「メールからウェブサイトにアクセス」のトラッキングを有効にし、ウェブサイトに Klaviyo.js を設置している場合、Klaviyo は Klaviyo Email をクリックしてウェブサイトを閲覧した個人を識別します。これは Klaviyo が新しいサイト訪問者を識別して Cookie に保存し、今後ページにアクセスしたときに必ず識別されるようにする基本的な方法の 1 つです。
SMS メッセージのクリックとコンバージョントラッキングはリンクが含まれていることが前提であり、このリンクには Klaviyo リンク短縮機能を使用する必要があります。SMS メッセージを設定するときは、確実にデフォルトのトラッキングを使用するために、自動的にリンクを短縮にチェックを入れておくことが重要です。
Klaviyo のメールによるウェブサイトトラッキングは、送信するすべての URL に追加のパラメーター(_kx パラメーターなど)を追加することで機能します。暗号化された一意の値は、「サイト上でアクティブ」のスニペットによって復号化され、URL をクリックしたユーザーを識別できるようにします。URL にどのように表示されるかについては、以下のリンク例をご覧ください。
http://example.com/?_kx=J8fjcn003Wy6b-3ILNlOyZXabW6dcFwTyeuxrowMers%3D.McN66
このパラメーターはライブメールが送信されるときに自動的に追加され、リンクのロード時間に影響を与えることも、配置によってリンクが壊れることもありません。メールをプレビューする場合、_kx パラメーターに設定された値は、受信者として Cookie が保存されるのを防ぐためのプレースホルダーに過ぎませんので、ご注意ください。
ただし、クエリパラメーターを含む URL を使用して、ファイルを自動的にダウンロードするようサーバーに通知する場合、_kx パラメーターがリンク切れを引き起こす可能性があります。ダウンロードを正常に機能させるには、アカウントのメール設定で「メールからウェブサイトにアクセス」のトラッキングをオフにするか、このパラメーターを無視するようにサーバーを設定してください。現在のところ、この機能をオフにできるのはアカウント全体に限り、個別のキャンペーンでオフにすることはできません。